AGA治療の薬で、健康診断に影響が出る!?

AGAで悩んでいることや治療を受けていることを人に知られるのは少し恥ずかしいですよね。できれば他人に知られずに治療に専念したいものです。でも伏せていることで健康診断の結果に影響が出てしまったら大変です。ここでは健康診断の際、AGA治療の薬で影響が出ることはあるのか、影響が出る場合はどんな検査が対象かを調べてみました。

AGA治療薬がなぜ健康診断で影響が出るのか

まずAGA治療薬であるミノキシジルとフィナステリドは医薬品です。病気の治療が目的の薬ですので、医師の診断によって処方され、処方箋がないと買うことができません。なぜこのような扱いかというと医師の判断なしで利用すると危険だからです。効果が望める分、身体への影響があるということです。ではそれぞれ治療薬の副作用にはどんなものがあるのか見てみましょう。

まずミノキシジルは動悸、めまい、不整脈、多毛、むくみです。ミノキシジルは血中に入り、全身に作用するので、全身に副作用が現れるリスクがあります。循環器などに影響を与える可能性もありますので、持病のある人が使用する際は必ず医師に相談する必要があります。フィナステリドは性欲減退、精子量の減少、勃起機能の低下です。日常生活を送る上では特に問題ありませんが、症状が継続する場合などは医師に相談し、服用や治療方法のアドバイスをもらいましょう。また、フィナステリドは子供や女性は使用禁止の薬です。身体的に有害であるとされています。現在のところ影響が出たという報告はありませんが、医師の見解では子作りの計画がある場合は服用を停止した方が良いようです。

1ヶ月以上休薬期間を設ければ、血中のフィナステリドは完全に0にできるため、将来的に子作り予定があるという人でも今すぐにという状況でなければ使用は可能です。このように効果の分、身体に影響がありますので、健康診断でも結果にもかかわってくるかもしれません。きちんとクリニックに行き、医師の診察を受け、服薬しているのであれば、必要以上に怖がる必要はありませんが、医薬品を飲んでいるという自覚を持ち、もし体調などに変化があった場合は医師に速やかに相談することを心がけましょう。

PSA値の検査をするときは、事前に医師に伝えておこう

一般的な健康診断の内容は、体重や身長の測定、聴覚や視力の検査、胸部のX線検査、血圧の測定、尿検査、貧血検査、肝機能検査、血中脂質検査、血糖検査、心電図検査が主です。この中でAGAの治療薬であるミノキシジルとフィナステリドの影響がでる検査はあるのでしょうか?まずミノキシジルは飲んだ後、腸で吸収され、その後血中に入っていきます。2、3時間で血中での薬物濃度が最高になり、徐々にその濃度が下がります。

なので、服薬後、2.3時間経ってから健康診断を受けると、ミノキシジルの影響が出る可能性があり、時間を長く置けば影響が出ないということになります。では影響が出るとしたら、どの検査に対してでしょうか?一番影響があるのは血圧です。ミノキシジルは血圧を下げて血行を良くする薬なので、低血圧という検査結果が出る可能性があります。次に心電図に影響が出る場合もあります。また、ミノキシジルは服用することで本当に身体に副作用が出ていることがあり、その場合は尿検査でアルブミンが出たり、心電図で心肥大が確認されることがあります。

次にフィナステリドですが、検査に影響がでることはほどんどありません。しかし検査の項目にPSA値の測定がある場合は影響があります。PSAというのは、前立腺特異抗原のことです。これによって前立腺ガンを見つけることができます。フィナステリドを服用していると、PSA値が低下します。なので、PSAの値が正確に確認できなくなってしまう可能性があります。正確な検査ができず、前立腺ガンを見落とし、治療が行われないと大事に至ることになりますので、PSA値を検査する場合は事前にフィナステリドを服用していることを医師に伝えましょう。

副作用の少ない、医薬部外品を利用するのも一つの手

そもそも医薬品と医薬部外品の違いは何か見ていきましょう。医薬品は医薬効果のある成分を使っています。なので医薬部外品よりも高い効果が期待できます。最近「発毛の効果が認められている発毛剤です」などの宣伝を聞いたことはありませんか?そういったものは厚生労働省によって、有効成分に効果が認められた医薬品の可能性が高いです。医療機関で出される処方箋がないと購入できないものが多いですが、一部はドラックストアなどでも購入可能です。医薬部外品は基本的に植物などの天然エキスが厚生労働省が許可した有効成分として配合されています。薄毛の防止や改善が目的なので、医薬品に比べると効果は低いですが、副作用なく安全に一定の効果を期待できるという利点があります。

また医薬部外品は比較的入手しやすく、自分で種類が選べることも利点の1つです。その他に、育毛剤などで薬用という言葉を使用した商品名のものがありますが、薬用という言葉には明確な定義はないため、こちらは医薬品ではなく医薬部外品と同じ扱いになります。次に薄毛対策の医薬部外品の種類を見ていきましょう。大きく分けて3つです。まず、養毛剤です。養毛剤は現在生えている髪に栄養を与えたり、頭皮を清潔にします。2つ目は育毛剤です。育毛剤は現在生えている髪を丈夫に育てます。

3つ目が発毛剤です。発毛剤は髪が抜けてしばらく生えてこなかった毛根から発毛を促し、成長させるのが目的です。医薬部外品は自分で選んで購入することになりますので、自分に合ったものは何かパッケージの説明書きなどをよく読み購入を決めましょう。また、効果の差や値段の幅もありますので、口コミなども参考にしてみると良いですね。

まとめ

AGAの治療薬を飲んでいても、ほとんどの場合は健康診断の結果に影響が出ないことがわかりました。ただし、前立腺ガンの検査である、PSA値の測定が健康診断の項目にある場合は、必ず医師に服薬していることを伝えましょう。また、医薬品は効果が高い分、副作用など身体に悪影響を及ぼすリスクがあることは頭に入れておきましょう。そして、医薬品、医薬部外品をうまく使い分けして自分に合ったAGA対策ができると良いですね。

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