植毛種類と効果を解説

AGAを改善するために、「植毛」という選択肢を考えたことはありますか?薄毛などの悩みはあるものの、なかなか植毛について検討する方は多くないでしょう。しかし、テレビCMや広告などで目にする機会も増えてきましたよね。実際にやってみた方の感想としては良い効果を得られたという前向きな意見が多いようです。基本的なことからその効果やメリットを中心にまとめてみましたので、ぜひ参考にしていただければと思います。

植毛とは?また植毛の種類

植毛とは具体的にどういったものなのでしょうか。字面から「毛を植える」ことは大体想像がつくかとは思いますが、その方法や種類などについて詳しく知っている方はどれほどいるでしょう。まず植える毛としては、人口毛を使用する場合と自身の毛を使う場合とがあります。ですが現在は、自毛植毛が一般的となっています。簡単に述べるとするならば、毛量が多く健康的に育毛されている場所から、毛量が少なくなってしまっている場所へ移動するというものです。

そもそも毛髪は、毛穴から毛が1~4本生えているというのはご存知でしょうか。この1つの毛包を1単位として、毛量の多い部分から少ない部分へと移植するのです。これにより、全体的に毛髪がある状態になり、自然な仕上がりになります。ちなみにこの方法は、AGAの進行を止めるようなものではないため、AGAの根本的な治療に効果を発揮するものとは言えません。

基本的なAGA治療としては、内服薬による手段が採用されます。ではどのような流れで植えられていくのでしょうか。2種類の方法をご紹介していきます。まず1つ目は、「FUE法」です。直径1mm以下の小さな吸引パンチという道具を用いて、毛包単位で頭皮を採取します。それをそのまま、毛量の少ない部分に植えるという方法です。メスを使わずに施術できるので、頭皮の傷が目立ちにくい、毛包自体が傷つきにくいといったメリットがあります。

一方、費用が高額になるというデメリットもあります。そして2つ目は、「FUT法」です。こちらはメスを使用した方法です。一定の頭皮をメスで切り取り、毛包単位で「株分け」していきます。そして毛を切り取った箇所を覆い隠すようにして頭皮を縫い付けていきます。現在ではこの手法を採用するクリニックが多いようです。より自然な仕上がりになる点や、比較的低価格でできるというのがこの方法のメリットと言えます。デメリットとしては、メスを使った方法となるために、傷が残ってしまったり、毛包自体に傷がついてしまったりといった点が挙げられます。

増毛とはどう違う?

植毛と増毛、なんとなく同じ意味合いを持つように感じられますが、その治療法には大きな差が見られます。ここでは増毛のメリットやデメリットを取り上げながら、両者を比較していきたいと思います。まずは増毛のメリットに注目してみましょう。そもそもどのような治療法なのか、その方法としては一般的に2種類挙げられます。

自身の髪の毛に人の手で造られた加工毛や人毛を結びつけるものと、これらを自身の髪の毛に編みこむものです。この点から考えられるメリットとしては、頭皮を傷つけることがないということです。頭皮や頭髪へのダメージが少ないというのは、他の治療法と比べた時の大きな違いと言えます。もちろん傷跡などもないので、施術したその日から通常通りの生活を送ることができます。スポーツをして汗をかいたり、お風呂に入ったりと、傷跡を気にする必要がありません。

もうひとつの大きな効果としては、即日に毛量を増やすことができるという点です。予算に応じて毛量を増やしたり、周囲にバレないように調整したりしながら、全体の毛量を増やすことが可能です。一方植毛は、髪の毛を移植するといったものなので、全体の毛量が増えるわけではありません。この点も分かりやすく、大きな違いではないでしょうか。

では逆に増毛のデメリットとしてはどういったことが考えられるのでしょうか。まずはある程度の自毛が必要となるということでしょう。自身の髪の毛に結んだり編み込んだりするので、「増やす」ための自毛がなければこの方法はとれません。一方、植毛であれば薄毛の部分があっても、元気な状態の頭皮があれば効果が得られるのです。

もうひとつは、定期的なメンテナンスの必要性です。増毛については、メンテナンスが継続的に必要となります。なぜなら、自毛が伸びると同時に結び目も移動してしまうためです。さらに増毛した部分、つまり結び付けた自毛自体が抜け落ちてしまうと、増毛した毛も一緒に抜けてしまうという点からも、定期的なメンテナンスが必要となってくるでしょう。増毛の方が、よりコストや手間がかかってしまうと考えられますね。

植毛の効果とメリット

では改めて、植毛の効果やメリットにはどのようなものがあるのかをまとめてみたいと思います。特にここでは、より一般的な自身の毛髪を治療に使う植毛に焦点を当てて説明していきます。最大のメリットとしては、何と言ってもその違和感のない仕上がりが挙げられます。

当人が、「自分が薄毛だったのを忘れてしまう」ぐらいの効果を感じられるとの声も聞かれます。自身の満足度はもちろんのことですが、やはりAGA治療をしたということは周囲に知られたくないというのが正直なところだと思いますので、ナチュラルなヘアスタイルに仕上がるというのは重要なポイントですよね。

さらに、半永久的に自身の髪の毛が生えるというのも大きなメリットでしょう。多くのケースで、頭頂部や前頭部の薄毛治療として、後頭部の髪の毛を移植するという方法をとります。後頭部のみ薄毛になっているという人を見かけることはほぼないですよね。それは、通常後頭部の毛髪は、AGAの原因であるDHTの影響を受けにくいということが要因となっています。そのため、移植した部分が再度AGAに悩まされる可能性は極めて低いと言えるのです。

また、一度移植を行ってしまえばメンテナンスは不要です。クリニックに通ったりという面倒さもありませんし、コスト面にも大きく影響してきますよね。確かに、この治療法には、育毛アイテムなどを買ってAGA治療するのに比べると、ある程度まとまった金額が必要になります。決して安いものではありません。

しかし、たった1回で完結し、メンテナンスも不要ということであれば、長い目で見ると育毛や増毛するよりもコスパが良いと考えられるのではないでしょうか。以上の2つのメリットから、AGAを気にしながら生活する必要がなくなるということが言えます。例えば育毛だと、AGA改善のための育毛アイテムを継続的に使用したり、増毛であれば定期的にメンテナンスをする必要があったりと、どうしてもAGAという存在を意識することになるでしょう。これらと比較すると、その効果の高さが感じられるかと思います。

まとめ

植毛について、今回は特にその効果やメリットに注目してまとめてみました。まだまだ一般的な手段ではないかもしれませんが、様々なメリットがあるといことがお分かりいただけたでしょうか。もちろん、メスを用いた施術ならではのデメリットについても配慮しながら選択する必要があります。また、AGAになりにくい後頭部の毛包が良い状態かどうかも必須条件となりますので、自分自身に合った方法かどうかは、やはり医師による判断が必要になります。少しでも気になるようであれば、まずはカウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

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