AGA治療に年齢制限はあるのか?

男性の薄毛問題は誰にでも起こり得る問題です。年齢などに関係なく、いつ自分の身に降りかかってくるかわかりません。しかし、人には相談しづらいと思う方も多く、一人で悩んでいるという方も多いはずです。もしくは自分の年齢を気にして治療に踏み込めないでいる方もいるかもしれません。AGA治療には年齢制限があるのか、調べてみたいと思います。

AGA治療自体に年齢制限はない

結論から申し上げますと、AGA治療を受けるのに年齢制限は基本的にはありません。

何度か説明してきていますが、AGAの発症原因は男性ホルモンが大きく関与しています。男性ホルモンとはいつのタイミングで生成されるものなのでしょうか。男性の身体を持って生まれた時点で、いくらかは男性ホルモンが体内で生成されていますが、活発になるのは思春期頃です。思春期を迎えるタイミングには多少個人差がありますが、肉体的にも精神的にも大人になろうとする第一歩の過程であるとも言えます。中学生から高校生くらいにかけてが思春期を迎えるピークかとは思いますが、成長が早い男子であれば小学校高学年くらいから変化することもあります。思春期とは、声変わりをしたり体毛が濃くなったり、急に背が伸びたり筋肉質な身体付きへと変化することを言います。精神的にも、異性を意識するようになったり、親や教師などの身近な大人に対して反抗的な気持ちになることもあります。

なぜそのような変化が訪れるかと言うと、何度か出ている男性ホルモン、テストステロンが大きく関係しているのです。テストステロンは男性にとって欠かせない成長ホルモンのひとつです。思春期以降、このテストステロンの働きが活発になることで肉体、精神ともに変化が訪れます。そして、テストステロンがジヒドロテストステロンへ変換されることにより、AGAは発症してしまいます。極端に説明しますと、思春期を迎え体内でテストステロンの働きが活発になった男性は誰しもがAGAになる可能性がある、ということです。

実際に、まだ20代前半くらいの若い世代でもAGAになっている人もいます。逆に、若い頃はテストステロンが活発になるだけで髪に変化はなかったものの、高齢になってジヒドロテストステロンへと変換されたことで60代、70代くらいでAGAを発症するケースもあります。AGAの要因は一律ではないため、発症する年齢にも大きな差が出てくるのが特徴です。そのため、治療を受けるのにも基本的には年齢制限はありません。若いから恥ずかしい、高齢だから今さら感がある、と悩んでいる方も思い切って治療を受けることをおすすめします。

処方するプロペシアに年齢制限が理由

治療で使用される薬について年齢制限を設けてあるものがあるので注意が必要になります。

まず、AGA治療薬として有名なプロペシアですが、こちらは20歳以上の成人にしか処方することが許されていません。プロペシアはジヒドロテストステロンの生成や働きを抑える効果を持っています。その効果のおかげで薄毛を治療できるわけですが、多少なりのホルモンバランスの変化は回避できないため、体内や精神面に様々な影響を及ぼすことがあります。性欲が減退したり、やる気が起きずに鬱状態になることもありますし、身体付きが丸みをおびたりと女性化することもあります。成人の男性が使用しても副作用の影響は十分に考慮する必要のある薬なので、それを未成年の男子に使用することはリスクが大きい、というのが日本の医療業界での見解です。

特に、ジヒドロテストステロンは男性の生殖器形成に欠かせないホルモンでもあります。未成年はまだ成長期の段階でもあり、その段階でプロペシアを使用することは生殖器の機能にも影響を及ぼしかねません。現在、プロペシアは医師の処方を受けなくても個人的に購入することも可能ですが、その方法こそが一番危険です。万が一の副作用が起きたり、今後の生殖機能に弊害が出てしまったとしても、正式に処方してもらっていないものであれば全て自己責任になります。誰にも知られずにこっそり薄毛を治したい、という方も多いでしょうし若い方ほど隠したいと思ってしまうかもしれません。しかし、きちんと治したいと思うのであれば医師や専門家に相談することが安全ですし、一番の近道です。

AGAには30代から50代くらいの世代が一番かかりやすいと言います。そのくらいの世代であればもう身体は大人として出来あがっていますし、プロペシアを使用する分には全く問題ありません。ただし、成人しているからと言って副作用がないわけではないので注意が必要です。特にお酒やタバコを一番好む時期でもあるため、プロペシアを使用するのであればそれらの嗜好品は抑えることが必要になってきます。プロペシアに限らずですが、薬は肝臓に負担を与えるため、肝機能が低下する人が多いのです。さらにお酒を併用することで肝臓への負担はますます増えてしまいますし、タバコで体内の血流を悪くしてしまっては薬の効果も激減してしまいます。

若年の場合どう育毛すべきか?

では、プロペシアを使用できない未成年の場合は、どのようにAGA治療に取り組めばいいのでしょうか。

AGAには遺伝的な要素が多く含まれているため、父親や祖父、親戚などの身内に薄毛の方がいれば少しは懸念しておいた方がいいかもしれません。さらに、機能を失ってしまった毛根は再生させることが難しいため、そうならないうちに早めに予防したり治療に取り組むことが大切です。

最近では未成年の方でも薄毛に悩むのは珍しくないと聞きます。その原因は、偏った食生活やストレス、日々の生活習慣が原因していることが多いようです。成長期は多少の無理がきく時期でもあります。健康に気を遣わなくても支障はないし、寝不足だろうが疲れていようが若さで乗り切れるところが多いでしょう。また、最近はゲームやインターネットに熱中する若者が増えており、外に出ずに一日中画面と向き合っている人も少なくないようです。好きなものだけを合間にちょっと食べて、あとは寝るのも惜しんでゲームばかりをしている、そんな生活が身体にいいわけはありません。知らないうちにストレス値も上がってしまうでしょう。不健康な生活と溜めこんだストレスが薄毛の原因になっても不思議ではありません。

もし、少しでも思い当たる節があれば、まずは生活習慣の見直しから始めることをおすすめします。本来、成長期の身体というものは治癒力も高いですし、改善することで効果も現れやすい時期なのです。いつもでき合いのものやジャンクフードなどを好んでいる場合は、タンパク質や亜鉛などの髪に良い成分を中心にバランスの良い食生活へと変える必要があります。もし夜中や朝方まで時間を気にせずにゲームなどに没頭している場合は、ゲームをする時間を予め決めておいて早寝早起きを心掛けましょう。夜の時間帯にしっかり睡眠を取ることで成長ホルモンも分泌されやすくなります。また、一日に数十分から一時間程度でもいいので軽い運動をすることもおすすめします。汗をかいたらしっかりと頭皮と頭髪を洗い流して、清潔な状態を保つことも大切です。まずは自分でできる範囲からでいいので始めてみましょう。

まとめ

AGAの治療や予防は、早ければ早い方が効果も現れやすくなります。気になった時点ですぐ始めた方がいいですし、生活習慣の見直しなどはAGA治療以外にも健康面でも役に立つことばかりなので他の疾患予防やダイエットなどへも繋がるでしょう。是非おすすめします。プロペシアなどの薬に頼るだけではなく、自分自身で努力を続けることが大切です。そして年齢に躊躇することなく、治療を受けることも大切です。

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