AGA治療薬で太ることはある?

髪の毛は増やしたいが太るには嫌だ、と思っている男性は多いと思います。できるなら体型も男らしく筋肉質な体型をキープしたいものです。AGA治療薬を服用することで副作用が出ることは何度か紹介していますが、その中で太りやすくなるという副作用があるかどうかにポイントを絞って紹介したいと思います。

治療薬を服用して多い主な副作用

まずはAGA治療薬を服用した場合の副作用の種類について、改めて説明していきたいと思います。

AGAの治療に使われる薬で最も有名なものはプロペシアです。やはり育毛の効果も高いことから人気のある治療薬です。しかし、その分リスクも多く様々な副作用が報告されています。

まずは精神面に影響が出る副作用です。プロペシアを服用し始めてからやる気がなくなったり、以前より集中力がなくなったという方は割と多くいます。その状態からさらに悪化すると鬱状態に陥ることもあるのです。AGAの治療と鬱に因果関係があることに驚く方も多いと思います。精神のバランスとホルモンのバランスには密接な関係があるのです。男性ホルモンにも種類がたくさんありますが、その中には神経を活性化してやる気を出させてくれるホルモンや、成長ホルモンなどが含まれています。プロペシアはその男性ホルモンの働きを抑制するという作用があります。その抑制作用が影響してメンタルのやる気まで奪われてしまうことがあるのです。ちょっと元気が出ないな、くらいしか感じない人もいますし、完全なる鬱病と診断されるくらい影響が出る人もいます。

次は性欲の減退、男性機能障害などの副作用について紹介します。いずれも男性ホルモンの抑制作用が原因とする副作用です。勃起障害を発症したり、精液の質に変化が出ることもあります。精子の運動量が鈍くなったり、形が変化することで不妊の直接原因になることもあります。もし、これから結婚や出産を希望している男性は注意して使用しなければいけませんので、事前に医師に相談することをおすすめします。
他にも肝機能障害を発症する場合もあります。こちらはホルモンバランス等は関係ありませんが、どんな薬でも服用すれば考慮しなければいけない副作用のひとつです。

他の薬にない副作用としては、やはりホルモンバランスの乱れからくるものでしょうか。しかもホルモンの作用というものは想像以上に種類が多いものです。体型に変化が出るという人もいますので、次で紹介したいと思います。

ホルモンバランスによって太る可能性はある

成長ホルモンであるテストステロンは、骨や組織、筋肉の成長を助ける役割を持っています。テストステロンが分泌されることによって男らしいがっちりとした体型をキープ、もしくは作りだすことができるのです。
その仕組みが、プロペシアを服用することで崩れてしまうことがあります。そもそもAGAは、テストステロンが変換したホルモン、ジヒドロテストステロンの働きが活発になることによって起こります。プロペシアはジヒドロテストステロンの生成や働きを抑えることで、毛髪や頭皮、毛穴の劣化を防ぎ育毛効果を促進します。成長ホルモンであるテストステロンには直接働きかけはしませんが、ジヒドロテストステロンはもとはテストステロンなので、テストステロンの働きに影響が出てもおかしくはないと考えられています。
そのため、男性らしい身体つきから女性らしく丸みをおびてきたり、筋トレをしてもなかなか筋肉が付かなかったりという症状に悩む人もいるのです。テストステロンは男性に欠かせない成長ホルモンですから、影響が出ることで脂肪がつきやすくなったり男性機能に障害をきたすこともあります。
プロペシアを服用することで多かれ少なかれホルモンバランスは崩れてしまいますから、そのことが原因で太りやすい体質へと変わってしまうことはあり得ます。ですが、医学的にも科学的にも証明されているわけではないので、細かい原因までは分かっていないというのが現状です。
そして、AGAに最もなりやすい30代から50代にかけては、特に太りやすい時期であるとも言えます。30代前半くらいまでは代謝が良く、摂取した分をすぐ消費できていたと思いますが、30代後半あたりからは男女ともに代謝が落ちてしまうのです。その時期に合わせてプロペシアを服用することで、さらに太りやすくなるということも考えられます。
髪の毛が増えても体型が太って醜くなってしまってはあまり嬉しくありません。体型を変えずにAGA治療に臨むには、どうすればいいのでしょうか。次で紹介していきたいと思います。

太らないためには体質改善をしよう!

太ってしまうこともプロペシアの副作用のひとつです。もし医師から処方されているのであれば相談してみることもひとつの方法ですが、やはりホルモンバランスを整えるべく努力を自ら行うことも大切ではないでしょうか。

太りやすくなったということは、筋肉量が落ちその分脂肪分が増えたということです。筋肉は代謝の促進や脂肪燃焼するためには欠かせない組織です。歳の割には若々しく老けないという方は、やはり全身の筋肉が衰えておらず脂肪が少ないという特徴があるように思います。先程も申し上げたように、太る原因がプロペシアの服用だけとは限らない場合もあります。遅い時間に食事を摂ったり、飲酒が多いことも肥満の原因ですし、運動不足なども原因のひとつでしょう。完璧に規則正しい生活を心掛けていて、それでも太ったという場合はプロペシアを疑っていいでしょうが、他にも太った原因が思い当たる方はまずはそちらから見直してみましょう。

AGAが多い年代はまさに働き盛りの時期です。仕事一筋という方も多いでしょうし、様々なストレスを抱えながら遅い時間までがんばって働いている方が多いでしょう。仕事ばかりを優先していると、どうしても私生活が乱れてしまいがちです。朝食は摂らずに会社へ向かい、昼食の時間帯もバラバラ、遅くまで仕事をして夜中に帰ってやっと一息を付いて、コンビニ弁当とビールをお腹いっぱいかきこむ、という方も多いのではないでしょうか。これでは食事の時間帯も安定していないどころか、栄養バランスも最悪ですし、十分な睡眠も運動する時間もきっと取れていないことでしょう。さらに家と会社の往復だけでストレスもうまく発散できそうにありません。これでは体内に積極的に毒素を溜めこんでいるのと同じです。仕事が大切なのはわかりますが、毒素を取り除かなければ体質改善はできません。

髪を増やして、かっこいい体型を手に入れたいのであれば、まずは自分の生活習慣を見直して、直せるところから改善する努力をしましょう。いま努力を怠ってしまうと、数年後、10年後、もっとひどい結果を招くことになります。まずは自分の手で生活環境を変えるようがんばっていきましょう。

まとめ

プロペシアを使って必ず太るというわけではありません。個人差がありますし、太る原因がもっと他にある場合もあります。どちらにせよ、太ってしまうことにはデメリットしかありません。見た目の問題だけではなく、健康面でも心配な点が増えてきます。生活習慣病や糖尿病になりやすい人も太った人が多いと聞きますので、まずは自ら痩せる努力をするということが大切です。健康な毛髪を手に入れると同時に、引き締まった健康な身体も手に入れられるように両方の努力をしましょう。

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