パートナーと子作りするなら、AGA治療をやめるべき?

AGA治療は男性が行うものですが、妻帯者の場合は配偶者への影響も考慮しなくてはなりません。とくに子作りにおいては男性の精子が直接女性の体内に取り込まれるわけですから、女性側の健康はもちろん、生まれてくる胎児への影響も考えておく必要があります。AGA治療薬は果たして、夫婦の子作りの妨げになるものなのでしょうか。治療薬の作用機序から副作用についてまとめるとともに、女性が妊娠するプロセスから薬の安全性を考えていくことにします。

AGA治療薬が妊婦に与える影響

ニュースで何かと話題になることの多い薬の副作用問題。現在進行形でAGA治療に取り組んでいる人にとっても、またこれから治療を開始しようと考えている人にとっても薬の安全性は何よりも気になるところです。とくに夫婦の子作りにおいては女性側の影響が目に見えにくいのでなおのこと心配になるところだとは思いますが、実際には治療薬の副作用が子作りに影響することはほとんどないと言われています。治療薬の成分はそのほとんどが男性の体内で吸収されるものであり、性行為で射出される精液にまで影響が及ぶようなことはまずないと考えられているためです。

ただし、妊娠中のセックスやはじめての子作りの場合には注意が必要で、場合によっては担当医から治療中の夜の営みが禁止されるケースもあります。AGA治療薬はもともと女性にとって非常に刺激の強い成分でつくられており、皮膚の弱い女性が素手でふれたり、セックスという形で体内に取り込んだりすると予期せぬトラブルを引き起こす可能性が指摘されています。そのため、AGA治療中の男性は必ず奥さんに薬の効果と危険性を伝え、その時点で子作りを考えている場合はタイミングをあらためて検討するなどの話し合いが必要になります。

担当医に対しても子作りを考えている旨を伝え、夫婦生活のスパンをある程度調整するか、あるいは性行為に際しても影響の極力少ない治療薬に切り替えるかなど、専門的な観点からアプローチを探っていくことが大切です。夫婦生活にかぎらず、たとえば恋人間での避妊をしないセックスでもごくまれに薬の影響が表れる可能性があるため、AGAの治療中は念のため避妊具を着用するなど、女性の安全を第一に考えた対策がもとめられます。

AGA治療はやめておくべき?

AGAにかぎらず、副作用は深刻な問題です。たとえ成分の弱い薬であっても、本人の体質によっては重度の発疹などの症状を引き起こす可能性があります。とくに将来夫婦の間で子どもを望んでいる場合には、副作用を気にするあまりAGAの治療そのものをあきらめてしまうケースも少なくないといいます。AGAの治療薬に関しては副作用の影響を過度に心配する必要はありませんが、精子の劣化など、ごくわずかな悪影響を受ける可能性があります。

現在日本国内で認可されているAGA治療薬については専門的な毒性試験により胎児に異常は認められなかったというデータが報告されており、たとえ服用中の男性の精液が女性の膣内に取り込まれたとしても有害な影響がないことが証明されています。実際の治療においては薬を半年以上継続して服用する必要があるため、子作りのために治療を中断すると効果が低下することがあります。薬の安全性についてはすでに実証されていますので、配偶者とよく相談のうえ、薬の服用をやめずに、AGAと根気よく向き合っていきましょう。子どもを望みながらAGA治療に取り組みたい場合は一度AGA専門クリニックに相談してみましょう。初診料および相談料が無料になるクリニックもありますので、長くお悩みの方はこの機会に相談してみてください。

クリニックを受診する際にはぜひ、夫婦そろって来診することをおすすめします。AGAは決して、男性だけの問題ではありません。子どもを授かりたいと考えている女性にとっては、パートナーの男性と一緒になって向き合うべき問題なのです。女性も一緒になって治療に参加することで、AGAの本質をより深いところで理解することができ、男性側の悩みを夫婦間のリアルな問題として共有できるようになります。

パートナーと協力し、AGA治療を続けていこう

薬の服用中に性行為が制限されるのはAGAばかりではありません。肝がんなどのカテーテル治療で試用される抗がん剤はおもに外科手術適用外の重度の肝がんなどに積極的に応用され、治療効果が高い反面、体内への刺激が強く影響が外部にまで及んでしまうという点です。抗がん剤の成分は精液中にも排出されるため、治療中は原則として避妊具を着用しないセックスは禁じられます。

抗がん剤の成分がほんのわずかにでも女性の体内に入ると激しい嘔吐など予期せぬ副作用を引き起こすため、妊娠を前提とする営みはもちろんオーラルセックスも絶対に避けるべきだとされています。この他に性行為をあきらめなくてはならない病気として糖尿病が知られていますが、こちらのほうはあくまでも男性側の性機能の問題であって、そのハードルをクリアしさえすれば糖尿病の治療中であっても問題なくセックスを行い、子どもをつくることができます。大前提として、ごく軽度の糖尿病によって男性の性機能が損なわれることはありません。糖尿病で男性がセックスできなくなるのは、進行した糖尿病によって血管組織の損傷が激しくなり、勃起を維持するだけの血液の流入が確保できなくなるためです。また、糖尿病からくる神経障害によって勃起を司る交感神経が正常にはたらかなくなることも要因のひとつとして挙げられています。

病気治療のプロセスにおいて大切なのは、夫婦が同じゴールにむかって問題の解決に取り組むことです。ことにセックスの問題については男女間での温度差が激しく、AGAの治療がきっかけで離婚に結びついてしまうケースも少なくないといいます。AGAの治療には夫婦や家族の連携が不可欠ですので、本格的な治療の前にパートナーとの間でコンセンサスを取りつけておきましょう。

まとめ

最近ではより安全性が高く副作用の少ないAGA治療薬が開発されているので、治療中も日常生活をほとんど制限されることはありません。ただし、ごくまれに薬の成分が精液にふくまれ、女性側に予期せぬ影響をもたらす可能性も否定できないため、子作りを考えている場合は必ず担当医に相談し、適切なタイミングを見きわめるようにしましょう。また相談にいく際は、自身だけではなくパートナーと一緒にいくことで、医師からの説明や気を付けるべきポイントを説明してくれます。

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