AGA治療において悪化することはあるの?

クリニックで治療を受ける以上、誰でもAGAの症状がこれ以上悪化しないことを願って地道に通院をつづけます。しかし残念なことに、AGA治療において薄毛の症状が一時的に悪化してしまうことは決してめずらしくありません。症状の悪化は誰にとっても好ましくないものですが、本当に大切なのはその後のプロセスであり、症状の悪化が見られた場合にどのような対応をとるかで本当の治療効果がきまります。症状悪化の影響を最小限にとどめるために必要な心構えについてまとめました。

AGA治療が悪化したと感じるきっかけ

AGAは本来ゆっくりと進行する特性があるため、意外と本人自身では自覚しにくいという側面があります。半数以上のケースでは家族や同僚、恋人などに薄毛を指摘されて通院を開始しており、カウンセリングの段階では本人としては治療の必要性をあまり強く感じていない場合も少なくないそうです。あるいは反対に、初期段階のささいな薄毛の兆候をとらえ、これはAGAに違いない、一刻も早く治療しなければという切迫した思いからクリニックをおとずれる人もいます。

このケースでは本人自身の意識が非常に高く、カウンセリングの段階から能動的に治療に参加しようとしますが、一方で情報過多の傾向があり、「AGAはこわい。完治しない症状だ。」という固定観念にしばられるあまり必要以上に強い治療法にとびついてしまうこともあります。AGAは早期発見が肝心で、できるかぎり早い段階で治療をスタートさせるほど安定した効果が期待できますが、極度に神経質になる必要はなく、不安感から雑多な情報にとびついてしまうリスクのほうがはるかに大きいと言われています。要するに中庸が大切であり、楽観視しすぎてもいけないし症状の進行を極端に恐れてもいけない、ということです。AGA治療において早期発見の重要性が訴えられているのは、AGAそのものが複雑な要因を内包しているためです。

AGAは決して、「たんに髪の毛が薄くなる病気」ではありません。AGAが進行する背景にはホルモンバランスの異常や食生活の乱れ、あるいは睡眠不足など、さまざまなリスク因子が複雑に存在しています。早期治療を試みることで体内環境の改善につながり、薄毛以外の問題の解決に結びつくケースも大いにあり得るのです。

初期脱毛や生活習慣の乱れなど、自分の状況を振り返ってみよう

男性がAGA治療薬を服用する背景には、「異性の目を気にして」という側面もあるようです。では果たして、女性のほうはAGA治療薬を服用している男性をどのように見ているのでしょうか。ここに興味深いデータがあります。恋人や配偶者のいる成人女性の70%以上が男性の毛髪に重点を置いていないというのです。言い換えれば、彼氏や御主人が仮に薄毛であっても、女性の感情が覚めることはないということです。むしろ女性としては、容姿に極端にこだわる男性の心理を理解できないことも多くこのあたりは性別による意識の違いといえます。

もっとも、見た目にこだわることも男性にとっては意味のあることですし、AGAの背景にあるホルモンバランスの乱れを改善することも重要なポイントですので、AGA治療薬を服用することも選択肢と考えられます。AGAの治療において最も避けるべきなのは、目先の安さや効果につられて粗悪な治療薬に手をのばしてしまうことです。最近では個人輸入でもAGA治療薬を比較的低価格で購入できるようになりました。特にネットの世界では効果が安定していない有害な薬が販売されている場合が多いため、注意が必要です。たとえそれが偽の治療薬であっても、基本成分が同じであれば一定の効果はあるかもしれません。しかし、そうした薬の多くは安全性が確認されていないため、服用後に動悸が異常に激しくなったり、めまいや吐き気などの予期せぬ症状が現れたりと、予期せぬ副作用に苦しめられる可能性が大いにあります。

偽の治療薬の本当の恐ろしさは、成分がはっきりと特定できないということです。AGAに限らず、個人輸入の医薬品には粗悪品も多く、致命的な事故につながる危険性もゼロではありません。薬はもともと身体に異物であるので、成分を特定できる安全な薬品だけを購入しましょう。

少しでも気になることがあれば、クリニックに相談しよう

AGA治療の大原則は、担当医と緊密に連絡を取り合うことです。担当医との間に適切な信頼関係が形成されていれば、たとえ治療中に症状の悪化が見られたとしてもすぐに相談することができ、大事に至る前にきちんと対処を行うことができます。「AGAを疑ったら放置せずにまず病院へ!」といわれるのは、症状悪化のリスクがきわめて高いためであり、その場合の対処方法が複雑であるという要因があります。自己流で対処している限り、その方法がたまたまうまくいっているうちは良いのですが、ひとたび歯車が狂って症状が悪化した場合にとめどなく薄毛を進行させてしまうことになりかねません。

担当医との良好な信頼関係を構築するにあたって、大きな前提となるのは「クリニックを見極める力をもつ」ということです。治療は医師と患者との双方向の関係のなかで進められますから、医師のほうに患者のニーズを正確にくみ取るスキルがなければ望ましい治療にはなりません。第一に、医師の都合を一方的に押しつけるようなクリニックはさけるべきだと言えるでしょう。たとえば、本来の治療プロセスでは2週間に1回の通院が必要であったとしても、患者側のスケジュールにそれだけの余裕がなければそのニーズをくみ取り、日程を調整するだけの度量が医師には求められます。とくにAGAの患者には30代~50代の働きざかりの男性が多いため、仕事と治療とのバランスをとることも医師の仕事のひとつとなります。

治療前の段階ではいくつかのクリニックを比較することが大切ですが、だからといって短期間にいくつものクリニックをまわるといわゆるドクター・ショッピングのような状態になり、かえって治療が遅くなってしまいます。

まとめ

AGA治療は長期戦です。その過程で症状が一時的に悪化したとしてもあわてることなく、担当医と相談したうえで適切な対策をとりましょう。自己判断で治療をやめたり、投薬を続けることは大変危険です。今回はうまく乗り切ったとしても、根本的な原因を探ることができないので、次回同じ対処でよいとは限りません。その点を判断できるのは医師のみですので、普段から信頼関係を構築していくことも治療の一環といえます。

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