ノコギリヤシはAGA治療に効果があるのか

「ノコギリヤシ」という名前を聞いたことはあるでしょうか。最近、抜毛が多い、髪の毛が薄くなったような気がする、いわゆるAGAのことで悩んでいる方は多いと思います。そんな方々に知っていただきたいのがノコギリヤシの効果です。AGA治療にどのような影響を及ぼす成分が含まれているのか、どのように使用していけばより効果的なのかを紹介していきましょう。

ノコギリヤシとは?

まずはノコギリヤシについて紹介します。名前くらいは聞いたことがあっても、実際にはどういったものなのか、詳しく知っている方は少ないかもしれません。

ノコギリヤシは北米に生息している植物の一種になります。詳しくはヤシ科のハーブの一種で、むかしから人々の間で使用されてきた植物です。葉っぱの大きさは約50センチくらいで、大きいものだと1メートル近くにもなります。形がノコギリに似ているため、その名が付けられたと言われており、鋭い棘も付いているため素手で触ると危険な植物です。そして、冬になると赤い小さな実がなります。その赤い果実に様々な成分が含まれており、食用として使われたり薬用として使われたり、もしくは燃料の材料として使用されることもありました。

むかしは葉っぱや果実の部分を煎じてお茶として利用しており、男性機能の強壮や利尿効果、鎮静効果などがあるとして主に男性機能への効果が期待されて使われていました。のちに研究が進み、果実に含まれる油性成分が前立腺肥大症が原因の利尿障害に有効的であることや、男性機能低下に伴う抜毛の予防などに効果があることが発見されました。

ノコギリヤシの果実部分には脂肪酸が多く含まれており、この脂肪酸成分が5a-リダクターゼという酵素の働きを抑える役目を持っています。5a-リダクターゼの働きを制御することで前立腺肥大症や抜毛の予防にも繋がるというメカニズムです。

もともとは天然植物なため、人工的な薬品とは違い副作用がないという利点もあります。しかし、基準量よりも多く摂取しすぎてしまうと、吐き気やめまいを伴ったり、便秘や下痢などの症状が出てしまうことがあるため、摂りすぎには注意が必要になります。また、血液をサラサラにする作用があるため、併用している薬との相乗効果で一度出血すると止まりにくくなるなどの症状も考えられます。ノコギリヤシは主に男性ホルモンに働きかける作用がありますが、女性だからと言って男性ホルモンが全く生成されないというわけではありません。女性が使用する場合は特に注意が必要になり、妊娠中や授乳中などは使用を避けた方がいいでしょう。

ノコギリヤシは抜け毛を防ぐだけ?

では主にAGA治療にはどのような作用があるのかを調べてみたいと思います。まず勘違いしてはいけないことは、ノコギリヤシには増毛の効果は期待できないということです。あくまでも抜毛を予防するという作用があるだけですので、その点を重点的に説明していきたいと思います。
抜毛はなぜ起こってしまうのでしょうか。同じ年齢の方でも頭髪がしっかりしている方と、そうでない方をよく見掛けます。その差はどこから来るのでしょうか。

抜毛になる原因には様々なことが挙げられます。加齢によるもの、遺伝的な要素も考えられますし、食生活などの生活習慣が影響することも大きくあります。そしてそれらの原因がいくつか重なった結果、ホルモンバランスに変化が起こ理、頭髪が抜けやすくなってしまうのです。

頭髪の抜毛を促進するホルモンには、ジヒドロテストステロンというものがあります。そのホルモンが大量に生成されることで、頭皮の皮脂がより活発に分泌されるようになります。皮脂は頭皮はもちろんのこと、毛穴や毛根の大敵です。毛穴を詰まらせ毛根にも栄養が行き届かなくなり、やがて頭髪が抜け落ちてしまうのです。皮脂が過剰に分泌されているという状態は、頭皮全体が衛生的ではないということにもなります。頭皮を洗浄しても一時的にはキレイになりますが、またすぐべたついてしまうでしょうし、毛穴もすぐに汚れてしまい、菌が増殖することで吹き出物や湿疹といった皮膚疾患になる可能性も高くなります。

ノコギリヤシに含まれる成分は、皮脂を過剰分泌させる原因であるジヒドロテストステロンの生成を抑えてくれる効果があるのです。一度抜けてしまった頭髪を再生することはできませんが、今後の抜毛を防ぐことはできます。さらに皮脂分泌が正常に戻るため、頭皮や毛穴を清潔に保つこともできるのです。

抜毛が進行するということは、体内のホルモンバランスも崩れているということです。そのホルモンバランスが整えられるという効果も期待できるので、髪にツヤやコシが戻ったという声も実際にあります。発毛や育毛の作用はありませんが、抜毛を抑える効果は十分に期待できる成分が含まれています。

効果を最大化するために併用して実践すること

さらに効能を大きくするために有効的な方法がいくつかありますので、ひとつずつ紹介していきたいと思います。

まず一つ目は「亜鉛」が含まれる成分と併用することです。亜鉛はたんぱく質の合成に関わる酵素の一種であり、体内の機能を正常にするために非常に大切な成分です。作用としては、新陳代謝の促進、免疫機能向上などが主ですが、ビタミンAの代謝を促し、体内の酸化を抑える抗酸化作用、いわゆるアンチエイジングや、骨や筋肉や内臓の成長、皮膚や髪の健康維持なども期待できる成分です。一緒に摂取することで抜毛予防だけではなく、発毛や育毛の効果が大いに期待できます。亜鉛が含まれる食べ物には、牡蠣、シジミ、牛もも肉、納豆などがあります。

そして二つ目は長期間使用を続けるということです。何事もそうですが一日や二日ですぐに結果は現れません。特に頭髪に関しては代謝などの関係から、治療には一定の期間が必要になってきます。最低でも3ヶ月間は諦めずに使用を続けてみてください。もちろん個人差はありますので3カ月経過しても思わしい結果が現れない人もいます。半年以上掛かる場合もありますし、もっと掛かっている人もいます。すぐに諦めずに根気強く治療することが大切です。

三つ目は育毛剤と併せて使用してみることです。一つ目で紹介した亜鉛にも発毛や育毛の作用があることを説明しましたが、今は手っ取り早く育毛のためだけの薬が存在しています。亜鉛は主に食べ物として摂取し体内から作用を発揮しますが、育毛剤は外側から頭皮へ直接働きかける薬です。頭皮の血行を促進し育毛を促してくれます。

四つ目は自身の生活習慣を今一度見直してみることをおすすめします。抜毛の原因であるジヒドロテストステロンの過剰生成には様々な理由が考えられますが、常に摂っている食事の内容や生活習慣が原因していることも大いに考えられるのです。例えばジャンクフードや油分が多いものを好んで食べているとか、運動を全くしていないとか、就寝時間がバラバラな生活をしているとか、少しでも生活習慣が不規則だと感じることはないでしょうか。野菜を多めに摂ってみたりウォーキングを始めてみたり、無理をしない程度でいいので改善できる点を少しずつ変えてみることも大切です。

まとめ

ノコギリヤシという植物名を初めて聞く方も多かったと思いますが、男性にとっては嬉しい作用がありますし、サプリメントなどで気軽に摂ることができるため人気が高まってきています。過剰な摂取や他の薬品との併用に気を付ければ、副作用なく摂り続けることができることもポイントが高いでしょう。AGA治療として有効活用するためにも自分でできる点を改善したり、食生活に気を付けながら一緒に摂取してみてはいかがでしょうか。

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