AGA治療薬ザガーロは効果があるのか?

AGA治療薬は、プロペシアという従来薬がありました。そんななか2016年よりザガーロが発売され、普及し始めました。このザガーロと従来品は金額こそ多少の違いはありますが、服用方法や含有成分など、一見すると大きな変化は見受けられません。しかしそんな従来品とザガーロの違いとはどんなところにあるのか、また同様に経口治療薬である従来薬とザガーロの効果の違いや副作用といった注意点など、ザガーロの治療効果について調べてみました。

ザガーロってどんな薬?

男性脱毛症AGAは、近年男性だけでなく女性にも発症しています。このAGAという症状については、具体的な事象ではないもののストレスや喫煙、暴飲暴食など様々な要因により頭髪が抜けたり発毛しなくなる症状のことですが、このAGA治療には従来薬としてプロペシアという薬剤が使われていました。

プロペシアが普及して10数年経過した2016年に、満を持して登場したのがザガーロです。実は含有成分や効能等から発売延期等のトラブルによって発売されないのではないかと、効果を期待していた患者の肝を冷やさせたザガーロではありましたが、発売当時はAGA治療の特効薬として大変期待された経歴を持っています。

そんなザガーロは何故期待された投薬となったのかについて簡単に説明しますと、従来品の効果は男性型脱毛症状の遅延が効能であると謳われていましたが、ザガーロの効果は男性型脱毛症という文言に留まっている点です。効能表記だけで説明すれば、遅延という表現が付くか否かによって効果に対して受ける印象はがらりと違います。

脱毛症の進行を遅らせるのか、そもそもの脱毛症の改善なのか。そう言われれば治療したい患者にとってどちらが効果がありそうか、もちろん遅延では物足りないと感じてしまうものです。遅延じゃなくて、脱毛を改善したいのが患者の切実な思いなのですから。こうなりますと従来品よりも新薬として登場したザガーロが待望の薬であったということが御理解いただけるのではないでしょうか。

遅延よりも強力な効果を感じられる新薬ザガーロなら、自分の頭髪も改善するのではと熱い期待を寄せた男性も多かったのです。ザガーロはAGA治療薬の特効薬として期待され、強力な治療薬として患者さんの切望した薬として普及していきました。ちなみにザガーロが発売された後も、従来薬を愛用する患者さんも存在していましたから、けしてザガーロ独壇場の治療手法になったわけではなく、患者さんの状態や体質に合わせて治療薬は選ばれており、現在も投薬治療はこの二種類が大幅な需要を占めています。

AGAに効果がある有効成分

AGA治療薬の新薬として登場したザガーロですが、では従来薬プロペシアとどういった違いがあるのでしょう。実のところ、薬品の含有成分としてこの両者が全く違う成分のもので作られているというわけではありません。含有する成分だけで言えば、従来品とザガーロには大きな相違はありません。その量などが強化されたという表現の方が一番わかりやすく正しい表現方法ではないでしょうか。

そもそも従来品プロペシアは、脱毛をまず止めることが大切という発想から作成されました。当時の脱毛症の治療としては、脱毛を止めなければ毛根が死滅してしまうから、脱毛しないようにという考えの下で治療が進められていました。想像してみていただければご理解いただけるでしょうが、頭髪は毛根から生えてきますね。その頭髪が無くなるということは毛根の力が無いということです。だから毛根を死滅させないよう脱毛を防止する、という考え方は決して間違っていません。

しかし現在の考え方は少し違います。栄養のない頭髪や毛根は一度抜けさせてしまい、養分を含んだ新たに健康な毛根や頭髪を作るという治療法が浸透しているのです。この違いが投薬成分の違いであるのです。そのため、従来薬からザガーロに変更した場合、急に頭髪が抜け落ちるようになったと不安になり病院に駆け込む方が増えました。

AGAという症状は、ジヒドロテストステロンの発生によって発症すると言われています。このジヒドロテストステロンを抑えるために投薬治療が行われるのですが、従来品プロペシアはこのジヒドロテストステロンの値を下げる効果としては、新薬ザガーロよりも効果を発揮します。これがAGA症状の遅延の効果を裏打ちする根拠といえ、ザガーロと従来品の含有成分で唯一違うところともいえる点です。

ザガーロの方が強力といわれるのは、ジヒドロテストステロンの値を下げるだけでなく、発毛効果を促す成分も含有しているからです。この成分によって、ただAGA発症の原因といわれるジヒドロテストステロンを下げるだけでなく、発毛効果を付与することができる分、ザガーロの方が強力な有効成分が含有されていると言えます。

副作用など使用上の注意点

AGA治療薬の新薬として期待されたザガーロですが、強力である分その副作用も心配されます。AGA治療薬の投薬を受ける場合には、例えば肝機能障害を持っている人や既往症がある方、未成年の方などは服用することができません。また、これ以外にも気をつけるべき副作用が起こった症例も報告されています。

例えばAGA発症の原因とされているジヒドロテストステロンについてですが、このジヒドロテストステロンとはいわば男性ホルモンのことなのです。男性ホルモンの抑制を図ることがAGA治療のためには必要になってきます。しかし、男性ホルモンは男性器の活動や妊活には大切なホルモンです。実際AGA治療の副作用として性欲減退や勃起不全といった事例も報告されています。このほか胃腸機能の低下により食欲不振といった例もあるようです。さらに厄介なことに、ホルモンの影響は精神にも及びます。

男性ホルモンは、男性はもちろんですが女性にも存在しています。男性ホルモンは人間の身体を健康に保つのにはある程度の量が必要なホルモンであることがわかっています。例えば、筋肉を付けたり体毛を生やしたりすることにも、男性ホルモンは必要です。そして何より、何かをしようと考え行動を起こす、いわゆるやる気スイッチというのも男性ホルモンが関わっています。つまり、男性ホルモンを抑制してしまうと、やる気スイッチが入りません。気力が低下して喪失感や憂鬱感が起きてしまいます。

その為、メンタル面の治療を受けている人や、メンタルに弱さを感じているという人はジヒドロテストステロンの減少によって更に状態が悪化してしまう可能性があるのです。ちなみにやる気スイッチは見た目には分かりませんし、思い込みで切り崩していけるものでもありません。「俺はメンタルが超強いから大丈夫」と過信していると、自己のジヒドロテストステロン量が少ないところに、AGA治療薬で更に減少して、思わぬ喪失感や憂鬱感が起き、メンタルの調子が悪くなってしまう場合もあります。

どのような方でも、事前に医師や薬剤師に事前相談しておく方が安心でしょう。とはいえ副作用は全ての人に発症するものではありませんから、必要以上に心配したりせず、適量を守り服用することが一番良い治療となります。

まとめ

AGA治療薬の新薬として期待されたザガーロには、従来品と違う効果があること、そしてその効果には根拠があることをご理解いただけたのではないでしょうか。ザガーロは脱毛症の遅延だけを目的としておらず、結果的な発毛促進までをトータルケアする目的で作られた新薬なのです。そんな強力なザガーロは、強力な薬であるがゆえに副作用にも注意が必要です。ザガーロは医師の指導のもと、正しく服用していくことで、安全に効果を感じることのできる治療薬なのです。

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